2016年10月28日金曜日

しっかりと受け止めること

子どもたちはいつもい「いろんな気持ち」をもって学習サポートに来ます。
学習を始める前に、まずは「子どもの気持ちをしっかり受け止めること」を大切にしています。
子どもたちのこころが安心・安定すると自然に学習にも取り組みやすくなるのです。

たとえば、
ある日、Aくんは最近学校の友達関係でうまくいってない様子でイライラ気味・・。
でも、ここにきてまずは一通り話したいことを先生に話してスッキリ。
それから学習に向かい、もくもくと取り組み、帰るころには笑顔になっていました^^

またある日、Bくんは学校での出来事にショックを受けて、勉強が全く手に着かない様子。
いる先生たち一人一人と今日あったことをを話して少しスッキリ。
先生たちからもアドバイスをもらい、気持ちが楽になった様子でした。
結局Bくんはこの日ほとんど勉強はできなかったですが、
次の週からはこれまで以上に頑張って今では朝学習にも来るようになりました。

この子どもたちのやる気は一体どこからくるのでしょうか。
私たちは、こころの安定、自己肯定感だと考えています。

学校や塾などでは、1対1での関わりがとれなかったり、学力アップが優先のため、
どうしてもこころのサポートまでは行き届きにくいのが現状です。
メイクハッピーの学習サポートでは、
こころのサポートも大切に子どもたちの学び、育ちをサポートしています。

イヤイヤ勉強するよりかは、楽しみながら勉強できた方が絶対いいですよね^^
嫌な気持ちを取り除くこと、安心感を与えることによって勉強ができる、
そんな育ちの場所がここの学習サポートの特徴です。

先生たち一人ひとりが担当の子どものことを考えて、
サポートしているからこそできるこの仕組みを大切にして、
子どもたちのために活動に取り組んでいきたいです^^




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2016年10月22日土曜日

読むことが大嫌いな子が自分から読み始める文章。

 


 
「わぁ!!お箸が曲がって見える!!」


小学4年生のA君が発したこの言葉は、
何をしている時のものだと思いますか?

実は、、、、国語の勉強の時なんです!
国語のサポートでは物語の読解の他に、
A君の好きな科学と絡めた勉強をしています。

 どうしてこんな国語のサポートになったのかというと、遡ること半年前。
文章を読むことが大嫌いなA君は、
国語の時間になるといつもこう言っていました。

「もう嫌だ。」
「ここまででいい?」
「今日は国語したくない。」

当時の国語は、普通のワークに載っている文章問題を解いていました。
A君にとってワークに載っている問題は、以下の困難がありました。

①物語が途中から始まり、イメージがしにくい。
A君は発達障がいの子に多い、文章のイメージ化に困難を抱えています。
健常の子でも物語が途中から始まると、イメージが難しいと思います。



『そのとき、』と、文章の途中から始まっていることがわかりますか?

このように途中から始まる文章を読む際、A君の頭の中には、
「わからない」がたくさん浮かんでいました。

②興味が持てない。
特に文章を読むことが苦手なA君にとって、興味が持てない文章を読むことは辛いものでした。

 このような現状を踏まえ、
A君の『 興味のある文章 』で。
そして、『 楽しく学ぶ 』を大切に、国語のサポートを改革しました。


科学の面白い文章や


A君の好きな笑える童話


(最初から最後まで載せることができる短い童話を使った手作り教材です。)
を読み、
イメージが難しいことは実際に実験したり、劇をしたりしてみる。
A君にとって苦痛だった国語の時間は、
「ほんとに?」「なんで?」「そうなんだ!」「ははは!」「面白い!」が溢れる、
楽しい時間となりました。

 この半年間で読むスピードはどんどん速くなり、
問題にもほとんど正解できるようになっています。

さらに、送迎に来たお父さんに「どうして水の中で箸が曲がるか知ってる?」と、
国語で読んだ文章の知識を得意げに披露する様子などが見られるようになりました。
A君は大きく成長し、読むことに対する気持ちもポジティブなものになっていっています。

 A君にとって楽しく学びのある勉強はメイクハッピー&ピースでの
学習サポートが子どもたち一人ひとりの特性や成長に合わせた、
オーダーメイドのサポートだからこそできるのです。

 ただ決まったカリキュラムをこなすのではなく、
学習サポートならではのA君の特性や成長に合わせた
より良いサポートをこれからも大切にしていきたいと思います。

(N先生)

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2016年10月21日金曜日

学サポ 先生紹介!!



はじめまして。メイクハッピー&ピースの学習サポートの先生をしている、あらまっきー(代表者仲西さん命名)です。
大学では初等教育学部で小学校の教員を目指して勉強しています。

メイクハッピー&ピースの活動をより多くの人に知ってもらうためにいろいろ書きたいと思います。


まずは自己紹介も兼ねて質問に答えたいと思います!!!


Q.サポートしてみようとおもったきっかけはなんですか?

A.ボランティアの講義でメイクハッピー&ピースの紹介を受けたことがきっかけです。
色々な悩みを抱えた子供たちの支援をしていることを聞いて、そのことが教師に必要な力(子どもたちに寄り添って一緒に問題を解決していくこと)と同じだと感じました。


Q.実際にサポートをしてみてどうですか?

A.子どもたちに合わせた教材を作ったり、子どもとたくさん接したりすることでたくさんのことを学べています。
例えば分かりやすく説明するための伝え方や子どもとの距離感などです。


Q.今まで経験した活動は?

A.学習サポートやハーブから学ぶいのちの授業という活動に参加しました。
また手話の会で手話を学んでいます。


Q.大変なこと、困ったことはありますか?

A. まだ特にないです。


Q.これからの抱負を聞かせて下さい。

A.これから学習サポート に入る予定があるのでその子の目標を達成できるように全力を尽くします。


Q.みんなへ一言!

これからもブログを書いていくつもりなのでよろしくお願いします。

良い優越感

超朝学※に参加しているが、
「他の人よりいま頭が良くなっている」
「他の人が寝ているなか、自分は有意義な時間を過ごしている」
という優越感を味わっている。

いやいや勉強するのではなく、
ポジティブに勉強することでより同じ1時間でも有意義に過ごせるはずだ。

たくさん勉強したあと「つかれた」と疲労感もあるが、
「たくさん勉強した自分、がんばった!すごいよ!」と
自分をほめてあげる転換をしてみるのはどうだろうか。

(W先生)

※超朝学とは、朝学(みんなで勉強する朝学習〈平日通常7時~〉)を朝の6時半から開始する会のこと

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2016年10月17日月曜日

学習習慣の定着=毎日の生活に落とし込むこと

こんにちは。だいぶ朝晩は冷えてきましたね^^
NPOメイクハッピー&ピースの「学習サポート」では、ほぼ毎日子どもたちが来てそれぞれの学びが行われるようになりました。
学校の授業で習ったことの学習のサポートだけではなく、「そろばん」に「ピアノ」と学びの幅も広がってきました。

ここでは、子ども一人ひとりに学習とこころの成長のプランを立て、学力の向上だけではなく、こころの部分も含めた成長を大切に活動しています。


2学期からはサポートルームの一室を自習室として開放し、ここに通う受験生のために先生たちも来てくれるようになりました。中学3年生の子たちの中には放課後毎日学習(自習)に来る子もいます。


「家では中々取り組めないけど、ここだと先生に分からないことをすぐ聞ける」
「落ち着いた環境で勉強ができるし、先生たちとも話せて楽しい」
と言ってくれます。

その子がやる気になる「何か」が、ここにはあるようです。

分からない問題でも、「学習のつまづきをすぐ解決できる」
先生たちと話をする中で「思考の幅が広がる」
みんなが「応援してくれる環境がある」

いろんなことが良い方向に有機的に絡み合って、毎日学習する定着が着いてきて嬉しく思います。

学習習慣の定着は、「毎日の生活の一部として落とし込めるかどうか」
受験生の子たちは毎日ここに通い、自然と身についているようです。




この毎日の積み重ねが来春にはよい知らせもたらすものだと信じて、今日も先生たちみんなでこの学びの場を運営しています^^
みなさんの応援いつもありがとうございます!

代表:仲西

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2016年10月16日日曜日

ほめる才能



私は「ほめること」について苦手である。
友達や家族だけでなく、自分に対しても悪いところに注目してしまうことがあるのだ。良くとらえればそれは「謙虚な性格」かもしれないが、「明るい性格」にはなれないかな・・・と思う。
特に子どもとかかわっていて、どうしてもほめるところが見つからない、どうほめたらよいか分からないという時がある。そんな時は、「よいところ」+「ネガティブなこと」+「その子の頑張りを丸ごと認める」を考えるとよいらしい。

でも「ネガティブなこと」を最後にしてしまうと、ずいぶん印象が変わる。
例えば、文章を書くのが遅い子が先生から「ほんとに丁寧だね。先生、あなたの一生懸命な姿が大好きです。でももっと早く書けるともっと良いね。」
と言われた場合と、
「とっても丁寧に書いているんだね。確かにもっと早く書けると良いけど、一生懸命書いているあなたが先生は大好きです。」とどちらが嬉しいだろうか?
言葉の順序を変えるだけでも受け取る側の印象がぐっと変わる。

「自分は良いところを見つけるのが得意かな。」と思う人がいたら、それは立派な才能なのでぜひ大切にしてもらいたい。ほめられて悪い気になる人はおそらくいない。
しかし、ほめ方によっては相手を傷つける場合もある。当然、その人がどんなところに力を入れて頑張ったのか、すこし細かいところを観察することも必要になってくるだろう。

まずは、友達や家族同士で互いにほめあう時間を毎日1分くらい作ってみてはどうだろうか。最初は恥ずかしいが、続けることで、自分の、相手の良いところを見つけたり、ポジティブに考えたりする習慣がつくと思う。

意外と注目されていない「ほめる才能」、意外と奥が深い。

(サポーターP先生)


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2016年10月14日金曜日

繰り返しと本質理解

勉強において、大切なのは【繰り返しと本質理解】だ。
ただがむしゃらに勉強するのは、ただ手先だけの作業にすぎない。
人間の記憶には限界がある。
公式などの暗記事項も、ただ暗記するだけではいつか必ず忘れてしまう。
そこで、物事を本質から理解して、他のものと関連づけて勉強すると効率よく勉強できるのでは、と思う。
ただ上部だけで暗記するのではなく、なぜそうなるのかという根本的なところを何度も繰り返し暗記する。

勉強が苦手な子どもほど、問題をがむしゃらに解いたり、英単語を無心で書いているような気がする。
その子たち本人は一生懸命勉強しているが、したつもりになってないだろうか。
子どもの力を最大限生かすためには、努力の仕方をちょっと変えてみるのもいいのかもしれない。


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(運営:NPOメイクハッピー&ピース)